風俗博物館
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日本服飾史

江戸時代


  

夜着


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 これは江戸中期北国の大名の嫁入道具の一つであったもので寝具として用いられたもの。
 寝具には長方形の「ふとん」と、襟袖のついた夜着の系列がある。夜着という名称は桃山時代頃からで江戸時代には西鶴の「好色一代男」にもその語が見えている。和漢三才図絵[1711年刊]には倭の夜着は常衣の如く濶大にして1身有半とあり、嬉遊笑覧には是を「おひえ」とも「北のもの」と名づけたと書かれている、又「守貞漫稿」に記されている寸法と全く同じである。
 これ程優美で保存の完全な夜着は他に例がすくないと思える。





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風俗博物館
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