風俗博物館
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[年中行事]
月次公事屏風一双
正月「子の日松」
二月「列見」(れけん)
三月「曲水流觴」
四月「孟夏旬」
五月「献菖蒲」
六月「大祓」
七月「相撲節会」
八月「駒牽」
九月「虫狩」
十月「射場始いばはじめ」
十一月「五節舞」(ごせちまい)
十二月「追儺」

[宮廷文化のかたち]
[参考文献]
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平安京へ出かけよう
牛車で清水詣へ出かけよう
輿で鞍馬へ出かけよう
虫垂れぎぬ姿で出かけよう
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年中行事と宮廷文化のかたち

八月「駒牽」

駒牽は献上された馬を宮中で御覧になる儀式。駒牽は平安時代末よりおとろえ、『建武年中行事』には「ちかごろはたへたり、(中略)望月ばかりは今まで絶えず」とみえる。

一日  八朔(八朔の贈答)
十一日 定考
十五日 石清水放生會
同   中秋観月(和歌贈答)
十六日 駒牽/相坂の関

八朔
八月一日、八朔には目下の者が目上の主家などに日ごろの感謝をこめた贈り物をなし、八朔の贈答と云った。 今日の中元の起こりでもある。

* 41. 素木高燈台
  高さ95 江戸時代
反射板に白紙を貼り、柱を八角に削るほかには装飾をみない。極めて簡素ながら、上部の細柱を可動とし、台部をそのままに望みの方向に灯りを向けることができる。
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42. 短冊箱・短冊
  11×41×7 江戸末期〜明治時代
観月歌会

八月十五日、この夜を中秋と呼び観月する。名月を賞する風俗は唐朝から伝わったとされ、藤原時代には観月の宴が催され、月下に和歌を詠ずることも盛んとなり、歌合も行事化した。 名所の月をたずねることも行われ、月に時果を供える風も固まり、江戸時代には団子・芒・燈明・神酒が名月に供された。





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風俗博物館
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