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雅楽
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行幸の演出

雅楽(ががく)


船楽(ふながく)

天皇や上皇、あるいは大臣などの貴人を迎えての饗宴では、寝殿(しんでん)の前池に船を浮かべて、その上で雅楽(ががく)を奏したり、ときには童舞(わらわまい)をさせたりすることがよく行われる。船は、河川や池に浮かべるための底の平らないわゆる高瀬舟(たかせぶね)を用い、想像上の動物である龍や鷁(げき)の頭部を舳先(へさき)に飾り、朱の高欄(こうらん)を回したものが多い。いわゆる龍頭鷁首(りゅうとうげきす)である。龍頭には唐楽(からがく)が、鷁首には高麗楽(こまがく)が乗船した。

藤原頼長の日記『台記』によると桂川の鵜船二艘を並べた双胴船(そうどうせん)であったという。後一条天皇が藤原頼長の高陽院(かやのいん)での競馬(くらべうま)に行幸(ぎょうこう)した場面を描いた『駒競行幸(こまくらべぎょうこう)絵巻』では、それぞれ四人の棹差しの童が漕ぎ出す龍頭鷁首に、左右の楽人を乗せている。『紫式部日記絵巻』には新造した龍頭鷁首を池に浮かべ、藤原道長が検分している場面が描かれるが、これはいくぶん小さい船である。一度の船楽に用いられる龍頭鷁首は必ずしも一対とは限らず、龍頭鷁首がおのおの三艘というような例もあった。一艘には十数人程度が乗る。

楽書には、船楽として「海青楽(かいせいらく)」「鳥向楽(ちょうこうらく)」「放鷹楽(ほうようらく)」や「万歳楽(まんざいらく)」「千秋楽(せんしゅうらく)」といった曲目があがっており、かつては特定の曲が決まっていたらしい。

龍頭と鷁首(りゅうとうげきす)
龍は、水を支配すると考えられた。また鷁(げき)は鵜(う)に似た鳥で、よく風に耐えて飛ぶとされ、そのために水難よけとして船首に飾られた。
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