風俗博物館
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日本服飾史

鎌倉時代


  

つぼ装束にむしの垂れぎぬの旅姿


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公家や上流の武家婦人の外出姿で、袿をからげ、裾をつぼめるのでつぼ装束という。懸(かけ)[掛]帯は胸のあたりにかけ、足には緒太の草履をはく。藺笠には「からむし」[麻]で作られた布を垂れる。虫除けにもなる、これを「むしのたれぎぬ」という。

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1  市女笠(いちめがさ)の巾子(こじ)
2  むしのたれ衣(きぬ)
3  飾(かざ)り紐(ひも)
4  袿(うちき)
5  単(ひとえ)
6  懸(かけ)[掛]帯(おび)
7  緒太(おぶと)の草履(ぞうり)
8  懸(かけ)[掛]守(まもり)




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風俗博物館
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