風俗博物館
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日本服飾史

安土 桃山時代


  

南蛮人


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 足利時代の末より安土・桃山時代にかけて西欧の文化が流入した。即ち天文12年[1543]にポルトガル人は種ケ島に来航し、鉄砲を伝え、18年[1549]にはスペイン人フランシスコ・ザビエルが切支丹を伝道した。所謂南蛮文化はこれらに伴って伝来して以来服装の上に於いても特異な姿を見ることとなり、カパ・カルサオ等の衣も南蛮より伝わった。これは当時の南蛮人の姿でラッフル襟にカパ[ケープ]をつけ、トランクフォーゼをはいている。
 当時南蛮人と称したのはスペイン、ポルトガル等の人々で、別にオランダ人等北欧の人々を紅毛人と呼んだ。

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1  帽子
2  ラッフル[ひだ襟(えり)]
3  ケープ
4  トランクフォーゼ[ずぼん]




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風俗博物館
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