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| 位階昇進の手続きの一で、二月十一日、式部・兵部二省の輔が、諸司の六位以上に叙すべき選に入った官人を引率し、
太政官に参列して列立、大臣がこれを点見した儀。列見は定考と並んで重要な太政官の行事。 |  
 
| 四日  新年祭 十一日 列見
 十五日 涅槃会
 二五日 梅花祭り
 上丁日 釋奠
 上丑日 園韓神祭
 上午日 稲荷詣
 上卯日 大原野祭
 上申日 春日祭
 日不定 仁王會
 行事  鶯合せ
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| 7. 辻井播磨 白蔵子香合 5.5×5.5×6.5 二月上午日には稲荷社に詣でる。稲荷神のお使いは白狐。稲荷詣では、その土産に深草の伏見人形を買い求めて帰るのが慣わし。
白蔵子の香合は、初午を直裁に想起させ季節の茶会に花を添える。
辻井播磨は享保頃(1716〜36)の深草住の土風炉師。藪内十一世竹窓紹智(1864〜1942)箱書。
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