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日本服飾史

明治 大正 昭和時代


  

三斎羽織をつけた明治維新の官軍将校


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 明治維新には欧米の兵器が使用され、軍制の改革が行なわれた。外国模倣は安政の条約締結以来砲台方などの幕兵が第1にこれを模し、将校にして洋式の戎装を着けるものもあった。幕府陸軍は慶応2年11月、そぎ袖羽織、細袴[だんぶくろ]を戎服と定めた。
 維新政府も亦、その服装はこれと大同小異で、ここに着装の品は毛付の陣笠にそぎ袖羽織[三斎羽織、筒袖ぶつさき型]左上腕部に官軍を示す錦の裂と隊姓名を記した標識をつけ、これは細袴[だんぶくろ]でなく、裾露(すそつゆ)のある袴に、脚絆、大小を差し、草鞋をはいている。
 京都府下の丹波北桑田郡山国村の勤王隊将校の軍装である。

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1  毛付陣笠(けつきじんがさ)
2  袖章(そでじるし)
3  三斎羽織(さんさいばおり)
4  手甲(てこう)
5  脚絆(きゃはん)
6  刀(かたな)
7  鞭
8  義経袴(よしつねばかま)
9  陣笠の天辺(てへん)の環(かん)
10  陣笠の天辺の環につけられた飾り房




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