風俗博物館
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女房の日常〜冊子作り〜
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六條院拝見

視点を変えてみる「春の御殿」

女房の日常〜冊子作り〜


寝殿の母屋  絵冊子を眺める女房、光源氏、紫の上
寝殿の北廂  絵冊子作りを行なう女房

女房達は染め物や縫い物の他に、絵巻ものの書き写し、冊子(そうし)作り等も行なった。

ここでは女房達が紙を折り、粘糊(のり)で貼りあわせて作る「粘葉綴(でっちょうとじ)」の冊子を作っている姿を表わした。


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各々の番号から見た「春の御殿」の様子です。
(1)
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紙を切るのに使う「刀子」は今でいう小刀である。両側から紙を抑え、竹尺に沿って紙を切っている。
(2)
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女房達は紙を折る作業をしている。料紙を一枚ずつ中央で縦に2つ折りにし、重ね合わせて、この後、糊を付ける。
(3)
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紙を折る女房達。手前の女房の衣は「女郎花」の重ね。奥の女房は「初紅葉」の重ね。
(4)
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絵を書き写す女房の衣は「木賊」の重ね。机として用いている長方形の低い台を文台という。
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源氏と紫の上。明石の姫君の教育にふさわしい物語についての話をしている。紫の上の右手では明石の姫君が昼寝をしている。
(6)
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女房が絵冊子の絵を写している。当時は印刷ではなく、自分達の手で絵や文章を書き写すのが基本であった。
(7)
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写真、手前の源氏は高麗縁の畳に座す。二藍の直衣に指貫姿。頭には烏帽子をかぶる。
(8)
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絵冊子を楽しむ女房。「粘葉綴」の冊子は最後に表紙でその外側を包んだ形で完成する。
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紙を切る女房達。写真、右の女房の衣は「莟菊」重ね、左の女房は「忍」の重ね。
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紙を切る作業。当時、鋏は既にあったが、主に整髪用で、紙を切るのには刀子が使われた。
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女房達は絵冊子を楽しんでいる。物語や絵冊子は楽しみでもあり、子供たちにとっては良い教科書でもあった。
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糊付け作業を行なう女房。糸や紐を使わず、一枚ずつ折り目の外側に糊を付けて綴じ固めていく。



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